麦茶を飲むと、血液がさらさらになることが証明され、その上、血圧を下げる働きをするGABAが含まれているのです。
がんや脳卒中の原因の「活性酸素」の活動を抑える成分も含まれており「抗酸化作用」があることが明らかになっています。
生活習慣が気になる方にも、ぜひおすすめですね。
麦茶に含まれる成分に、胃の粘膜を保護する作用や、糖尿病の合併症を防いだり、炎症を抑える作用があるんです。
そのため、胃腸の調子を整えることが明らかになっています。
さらに、コーヒーやお茶と違い、カフェインが全く含まれていません。だから小さい子にも安心してすすめられますよね。
麦茶をより美味しく飲むためのアレンジレシピ
王道麦茶の美味しさもいいですが、みんな色々とアレンジして楽しんでいるようですよ。
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- ラテ風にしてカフェインを摂取できない人にもおすすめです。
- レモンティ風にアレンジしてみましょう。
- サイダーを入れれば、後味はまるでビールようです。
- 麦茶&カルピスで乳酸菌飲料の味になりますよ。
麦茶の美味しい作り方
【材料】
水 1リットル、麦茶(粒) 大さじ山盛り6杯
【作り方】
- まず粒をティーバッグに入れる。
- やかんに水を入れて沸騰させる。
- ティーバッグを投入。
- フタをして火を止めて30分ぐらい放置する。
- ティーバッグを取り出し、ポットなどに入れ替えて冷ます。
【注意事項】
- 粒をティーバッグに入れる時は、袋の半分ぐらいの量を目安に入れてください。勿体ないと、パンパンに入れると香りが上手く出ません。
- 30分間の放置後は忘れずにティーバッグを取り出してくださいね。入れたままだと焦げ臭さや“えぐみ”が出てしまいます。
水出し用で、香ばしい麦茶を作るためのポイント
ドリップコーヒーの淹れ方に通じます。麦茶とコーヒーは、粒を焙煎する作り方がそっくりです。
砕いた麦粒が紙パックの中にある様子は、まるでフィルターの中の挽いたコーヒーとよく似ているんです。
水出し用麦茶の作り方
①パックに湯をかけ1分蒸らす
お湯はパックの中の粒が膨らむのに必要な量の、ひたる程度でOK。
②水1リットルに入れて1時間でOK。
濃い目が好きな方は、パックを長めに入れも良いですが、長くても2時間程度で取り出してください。
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さらに美味しくするポイント
香ばしい香りを出すためのさらなる裏技があるんです。
なんと「インスタントコーヒーをひとつまみ入れる」とパックの麦茶ではなかなか出ない香ばしい麦茶が出来上がります。
入れる量によっても味は変わりますので少量ずつ試して、お好みの量を見つけてくださいね。
大麦を買って作る、オリジナル麦茶
本格的に昔ながらの昭和の麦茶を愉しむなら、やはり大麦を買って自分で炒って作ることに挑戦したいもの。
麦茶は六条大麦を使いますが、炒っていない大麦丸粒は通販などで手に入ります。
ぜひ、この機会に昔ながらの本格麦茶作りにチャレンジしてみませんか!
【材料】
大麦30g、水1リットル、ザルまたは新聞紙、大きめフライパン
【作り方】
①麦を洗う
大麦にはまだ泥やゴミ、クズ葉などがついている場合があるので良く洗う。大麦のモミが浮いてきたら捨てる。
②乾燥させる
新聞紙やザル、ゴザに広げて洗った大麦を乾かす。日向でも日陰でもOK。
③炒る
フライパンに大麦が軽く重なる程度に入れて中火で炒る。パチパチはじけて、煙も出てくる。
色が濃くなり、いい香りがしてくるまで低温でじっくり炒めます(約10分が目安)。
④煮出す
水1リットルに炒った大麦を30gの割合で10分ほど煮立てます。
⑤濾す
ふきんなどで濾してから、あら熱をとり、冷蔵庫で冷やせば出来上がり。
※う〜ん!なかなか奥が深いですね、でも頑張ってトライしてみましょう。