黒豆(黒大豆)を原料として使用したお茶のこと。嬉しい事に、黒豆茶はノンカフェインのお茶なんです。
粉砕した黒豆を使った黒豆茶は、粉砕されていない物に比べて、湯のみ内で濁りが生じ、風味にえぐみも出やすくなります。
粉砕されていない黒豆茶は、粉砕された黒豆茶に比べ、抽出に時間がかかりますが、濁りや、えぐみもなく、香りも強いです。
黒豆茶の成分と効能・効果とは?
黒豆は、大豆の仲間で正式には黒大豆(くろだいず)と言います。
日本では主にお正月料理として古くから知られていますが、最近この黒豆の豊富な栄養素と多くの効能・効果が一躍注目を集めています。
黒豆にも大豆と同等の栄養成分が含まれており、さらに皮の黒い部分にはポリフェノールの一種アントシアニンが含まれています。
アントシアニンは、他の大豆にはあまり含まれていない黒豆にのみ多い成分なんです。そのため黒豆に含まれる成分には大豆以上にすばらしい効能・効果がある事がわかってきました。
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血液サラサラ効果
『アントシアニン』は、活性酸素を除去し、血液をサラサラに保ちます。
骨粗しょう症の予防効果
『イソフラボン』は、骨からカルシウムが流出するのを防ぐ働きがあるため、骨粗しょう症を予防します。
美肌効果・肌荒れ予防効果
『アントシアニン』は、皮膚のコラーゲン同士を結びつけるため、肌荒れを予防し美肌を保ちます。
老化防止・アンチエイジング効果
『アントシアニン』は、シミやしわの原因になる活性酸素を減らすため、アンチエイジングに期待がもてます。また、チロシナーゼというシミを作る酵素を抑えます。
肥満予防・ダイエット効果
『サポニン』は、腸で吸収されたブドウ糖が脂肪に変化するのを抑え、脂肪の代謝を促すため肥満予防につながります。
『アントシアニン』には美肌効果に加、え脂肪の吸収を抑え、余分な脂肪を排出する働きもあるのです。
白髪・抜け毛予防効果
『レシチン、ビタミンE』には、頭皮の血行を良くし、白髪や抜け毛を予防する働きがあります。
眼精疲労改善・視力改善効果
『アントシアニン』には、眼精疲労を改善し、視力を改善すうる効果があります。←★アントシアニン恐るべし!
ガン予防効果
『食物繊維』は大腸ガンを予防、『アントシアニン』は活性酸素の増加を防ぎ、ガン細胞の発生を防ぐ働きがあります。
更年期障害軽減効果
『イソフラボン』は、女性ホルモン(エストロゲン)と似た働きをし、更年期障害を軽減します。
動脈硬化予防効果
『サポニン』は、体内で血栓を作るもとになる過酸化脂質の生成を抑制します。
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高血圧予防効果
『大豆タンパク質』は、血圧上昇を抑制します。その他、便秘予防、冷え症予防、疲労回復、ボケ予防、アレルギー改善、コレステロール調整作用などが知られています。
※これだけの効能・効果のある“黒豆茶”!せっかくですから“美味しく”淹れましょう。
黒豆茶の作り方(淹れ方)
お水を沸かして、煮出して作る「一番おいしい作り方」
沸騰させたお湯1リットルに1パックの黒豆茶を入れ、弱火で3〜5分程度煮出します。
パックは2〜3時間そのままにしておくと、美味しさが増します。※お色が出にくい場合は、煮出し時間を長めにしてください。
急須で作る。(熱湯500ミリリットルにティーパック2包)
急須に黒豆茶ティーバッグを入れ、熱湯を注ぎ、7〜8分位、色が出るまで蒸らします。蒸らす時間が長いほど、濃く抽出されます。
※茶漉し付の急須で作る場合、ティーパックから中身を茶漉しに移して作ると、色・香りが出やすくなります。
電気ポットで作る。(お水1リットルにティーパック1包)
会社用のお茶として、人の集まる際のおもてなしにもオススメです。電気ポットに黒豆茶ティーパックを入れ、そのまま沸騰させます。手軽で簡単です。いつでも美味しい「黒豆茶」がいただけます。
※出がらし豆が詰まることがあります。定期的に(年に1、2回)電気ポットを洗浄しましょう。
※黒豆茶は薬ではないので、続けることで体質の改善が見込めるものです。また、大豆アレルギーの方は飲用を避けるべきです。
※イソフラボンを食事や、サプリメントと併用して過剰摂取すると女性ホルモンのバランスが崩れるという副作用がでる場合もあります。