美味しいごぼう茶の作り方
【材料】
国産の泥つきごぼう(できればで良いです):1本、たわし、包丁(ピーラー)、フライパン、保存する容器
①ごぼうをたわしで、こすり洗いをして表面の泥を落とす。(その時、皮はなるべく残す)
②包丁(ピーラー)で皮ごとささがきし、水洗いをする。(水に漬けすぎると、アクに有る栄養が無くなるので注意)
③新聞紙に広げて2〜3時間天日干しをする。(冬は4〜5時間以上天日干しした方が良い)
好みで、半日〜1日程度干してカラカラに乾かしても良い。
電子レンジを利用して乾燥させる場合
①クッキングペーパーの上にごぼうを重ならないように並べる。
②500Wで2〜3分、ひっくり返して2〜3分、3回ほど繰り返し、均等に水分を飛ばす。(様子を見ながら加熱する)
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天日干しと電子レンジの併用も可能。レンジを使うと、シナッとしていますが、次の空煎りでパリッと仕上げる。
③フライパンでパリッとなるまで10分程度、油を引かずに空煎りする。(シッカリと炒らないと、生臭いので注意)
④冷めたら完成。密閉できる容器で保存する。茶葉の状態なので、これを煮出し飲む。
ごぼう茶の保存方法と保存期間
保存期間は、水分を飛ばした状態で密封容器に入れ、冷蔵庫に保存すれば一か月以上保存可能なようです。ただ、何度も蓋を開けたり、湿ったスプーンですくったりすると、直ぐ湿気てしまいます。
長期保存の場合、小分けにして冷凍で保存したり、乾燥材を入れたりと工夫しましょう。煮出した後は、冷蔵庫で2〜3日、急須で淹れた場合はその日の内、できればその都度飲みきりましょう。
ごぼう茶の美味しい淹れ方
急須で飲む
茶葉はスプーン1,2杯程度を急須に入れて熱湯を注ぎます。その後は2,3分待つと茶葉のうま味が出て、美味しいごぼう茶ができます。
煮出して飲む
お水を沸騰させて、そこに茶葉を入れます。 強火で煮出さず、弱火で4,5分煮出すと美味しいごぼう茶ができます。
茶葉の量は、何度か試して自分に合った量を見つけましょう。出来ればホットで飲むのをおすすめします。
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ごぼう茶は嬉しいノンカフェイン
妊婦さんへの影響
お茶というとカフェインが入っているようなイメージがありますね。しかしごぼう茶は茶葉から作られているのではなく、ごぼうから作られているので、当然カフェインは入っていません。
お母さんが取った栄養は胎盤を通じて赤ちゃんに送り込まれます。でも、赤ちゃんはカフェインが分解できません。多量に摂取しなければ問題はないと思いますが、できればノンカフェインの飲み物が安心ですね。
授乳中は大丈夫?
結論から言うと授乳中もごぼう茶を飲んで大丈夫です。産後、お乳が詰まって乳腺炎という病気にかかることがあります。母乳の濃度が濃くなることが原因ですが、ごぼう茶には乳腺炎を予防、改善する効能があります。
サポニンというポリフェノールやイヌリンという食物繊維が体内の毒素を出して、血液をさらさらにします。そのため母乳の濃度も下がり、乳腺での母乳の詰まりを防止することが出来ます。
また、代謝をUPする働きがあるため、体質改善と、産後のダイエットを成功させやすくします。
※ごぼう茶には、簡単に楽しめるティーバッグもたくさん販売されています。これなら、気軽に楽しめますね。
※ごぼうの「皮だけ茶」というお茶もあります。国産に限定したごぼう1000kgから、有効成分を多く含む皮は100kgだけ。
さらに天日干しを経て焙煎すると7kgになってしまいます。根菜類は皮に栄養があると言われていますから効果も期待できそうです。
ほうじ茶のような味わいみたいですよ。ティーバッグなので、淹れ方も簡単です。
※本格的に作るも良し、手軽にティーバッグで楽しむも良し。効能たっぷりの「ごぼう茶」でリラックスしてみてはいかがでしょう。